zenaの日記

麻雀と最近放置している不等式と、極希に更新しているスペクトル以外には、ここを見る価値は基本的にありません。また、管理者は気まぐれにしか更新しませんので悪しからず。

2022年の振り返り

今年も特に何もしませんでした.息を吸って吐いていたら一年経ってました.

王羲之,鮮于樞,小野道風藤原行成近衛家熈,貫名菘翁あたりをよく書いてたかなぁと思う.
CCのリマスター版も6時間切ったけど,まぁそりゃ切れるでしょみたいな感じで
なんら思うところもない(ミスが多くてゴミくらい)

来年はGDなし作れるといいなぁ.

感想

気分転換に硯の感想でも.
飽くまでも自身が所有しているものが全て本物であるという前提で書く.

唐硯

  • 端渓硯:石の性能に差がありすぎてなんとも.和硯に比べて華やかなものが多い.新端渓は別物だと思っていて,本物か怪しい物が多すぎる.
  • 歙州硯:あまり使ってないのでスルー.
  • 謎の石:少なくとも清代かそれ以前の謎の石があるが,悪くなかった.


和硯

  • 聖洞硯:総じて磨墨・離墨ともに優れている.神.
  • 蒼龍硯:蒼龍石旧坑と思しきものだけ異常に性能が良い.
  • 小久慈硯:銘から勝手に小久慈硯だと思っている.上2つに次いで使いやすい.
  • 若田硯:ゴリゴリ削れる.
  • 雄勝硯:和硯のランキング(ともさんの焼き物・骨董紀行ー日本の硯(和硯))ではあまり高くないが,多分乱造期で名を落としたときの評価なのであまり高くないっぽい.使ってみたら思ってたよりかなりいい硯だと思った.
  • 雨畑,龍渓,高田,土佐端渓硯:甲乙つけがたい.
  • 赤間,紫雲石硯:黒色ではないので見た目は良いが,離墨に難あり.

リマスター

クロノクロスのリマスターが2日後(PCは3日後)に出てしまう(?)ので,
記念に並走することになりました.

流れてくるリマスターの紹介動画を見ていると,
細かい仕様が変更されている可能性が非常に高そうです.

リマスターが出てもリマスターの方をメインでやることは多分無いだろうが,
気づいた変更点は纏めておこうかなと思っている.

2021年

今年は特に何もしなかったけど,一応振り返ってみると,

1月-4月
隷書に興味を持って書き始めた.今の所,夏承碑が好き.
無駄に和硯を収集してた気がしなくもない.
あとは書きたかった近衛家煕や尊圓親王夢窓疎石を書いたりしてた.

5月 AZEL パンツァードラグーンのSRCの最速記録を更新した.10日位かかった.

6月-11月
並走が決まったので,クロノクロスのチャートを更新した.
序に,砦RTAの世界記録を更新した.
あとは,なんか気分で去年作ったTAS動画(更新余地多数あり)を,
もうしばらく作り直す気しねーなと思ってTASVideosにぶん投げたら,何故か通った.
あとは弘暦の臨書をしたり十七帖をよく書いていたけど,
結構いろんなのを書いた気がする.

12月
ヴァルキリープロファイル Any% A Endingの記録が抜かれたので抜き返した.
途中でゴミみたいなロスをしているのでダラダラと未だやっている.

来年は唐詩の知識をつけて色々書いてみたい(特に書きたいものがないとも言う)
来年も相変わらず王羲之,王寵,弘暦,董其昌,鮮于樞,趙孟頫,藤原行成小野道風
をずっと書いてるんだろうなと思う.

三希堂

北京連合出版公司出版の三希堂法帖という本がある.
今の所Amazonでは引っかからないっぽいが
item.rakuten.co.jp
一応,検索で簡単に引っかかる程度には日本でも入手可能な本である.

別のまともな別の三希堂法帖の本を手に入れたので,
↑の本をボロクソにレビューしておく.(飽くまでも個人の感想です)
良い点

  • 安い.
  • 安い.
  • 安い.
  • 蘇軾の赤壁賦 並の太さの線はほぼそのまま載っている().
  • まがりなりにもハードカバー.

悪い点

  • 全作品収録されていない(それはそう)
  • 紙質が良くない.
  • 右開きを想定して作られた元の集帖を,ほぼ無調整で左開きに製本していて死ぬほど読みづらい.
  • 題がふられている場所がたまに微妙にずれている(多分抜粋したせい).
  • 細い線が潰れてしまっていて殆ど判読不能.こんな本を乾隆時代に出そうものなら極刑は免れないでしょうね.

(趙孟頫の急就章が頑張れば読み取れるレベルで,此れより細い無逸帖や
 鍾繇の薦季直表に至っては印刷する気無いだろうと思った.)

ということで,余程のことがない限りこの本は買わないほうが良いです.
(そもそも現代だと原本があるものについては,
 刻帖より普通に影印本を見たほうが良い)

2020

今年も気が向いたので,一年を振り返ってみる.


1-4月:知らずにテンパリングのパラメーターを気合で逆算してた.
    後から答え知って照合したけど,大体合ってた.
5-8月:多分ToDやりながらCCのチャートを更新した.
    ToDは偶々目に入った攻略本の成長の計算式が
    あまり見たことがない式だったのと,
    エンカウントの仕組みを誰も教えてくれなかったのが引っかかってたせい.
9-11月:CCのTAPを作りながらVP A Endの記録を更新した.
12月:VP2をなぞってた.
   乱数はXIIの経験から一目でメルセンヌツイスターだとわかった.


個人的な記録として,今年も感化された作品を羅列しておく.
(董其昌と趙孟頫ばかりになりそうなので一人一作迄)
超有名作品ばかりだが,未だ二年目だし許されるだろう.

小野道風 三体白氏詩巻
懐素   自敘帖
趙佶   蔡行敕卷
呉説   門內星聚帖
文天祥  謝昌元座右自警辭
趙孟頫  杜甫秋興詩巻
鮮于樞  杜甫茅屋爲秋風所破歌
李東陽  米芾書離騒經跋
陸深   沛水行
王寵   送李願歸盤谷序
董其昌  白羽扇賦巻
弘暦   三世誥命巻題跋

楷書も書こうとか思ってた気がするが,
思ってたより書かなかった(本は増えた).
今年はほぼ唐様ばかり書いていたので,来年は和様に少し戻りつつ,
鎌倉以降の日本の書,特に,
近衛家熈とか夢窓疎石も書いていきたいなと思ったり思わなかったり.

乱数

非可換MTGやってみたいなーと思いながら,
CCの乱数を調べたついでに,FF IXの乱数の規則を読み解いてみた.
序に,どれくらい一様か見てみたかったので,
適当な場所の乱数から2億個計算させて見た分布が↓.
f:id:zena-mathphys:20201209033041j:plain

流石に殆ど一様といってよかろうって感じ.