気分転換に硯の感想でも.
飽くまでも自身が所有しているものが全て本物であるという前提で書く.
唐硯
- 端渓硯:石の性能に差がありすぎてなんとも.和硯に比べて華やかなものが多い.新端渓は別物だと思っていて,本物か怪しい物が多すぎる.
- 歙州硯:あまり使ってないのでスルー.
- 謎の石:少なくとも清代かそれ以前の謎の石があるが,悪くなかった.
和硯
- 聖洞硯:総じて磨墨・離墨ともに優れている.神.
- 蒼龍硯:蒼龍石旧坑と思しきものだけ異常に性能が良い.
- 小久慈硯:銘から勝手に小久慈硯だと思っている.上2つに次いで使いやすい.
- 若田硯:ゴリゴリ削れる.
- 雄勝硯:和硯のランキング(ともさんの焼き物・骨董紀行ー日本の硯(和硯))ではあまり高くないが,多分乱造期で名を落としたときの評価なのであまり高くないっぽい.使ってみたら思ってたよりかなりいい硯だと思った.
- 雨畑,龍渓,高田,土佐端渓硯:甲乙つけがたい.
- 赤間,紫雲石硯:黒色ではないので見た目は良いが,離墨に難あり.